ISO認証について
エナゴでは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC 27001:2013)ならびに品質マネジメントシステム(ISO9001:2015)において、優れた社内体制を整備されている企業に与えられる国際認証ISOを取得しております。英文校正業界において、ISO27001:2013とISO9001:2015を同時に取得している会社は、弊社のほかにほとんど存在しません。弊社では、業界のリーディングカンパニーとしてサービスのさらなる拡充を常に追求しており、そのサービスが国際基準に沿ったものであることの客観的証明として、ISO認証の取得に積極的に取り組んでまいりました。
エナゴは、2014年1月9日、強固な情報セキュリティ体制を保持する企業に与えられるISO/IEC 27001:2013の認証を取得しました。お客様の原稿はもっとも大切な財産であり、弊社が最大の誠意をもって守るべきものであるとの信念から、ISO/IEC 27001:2013認証取得に踏み切りました。
ISO/IEC27001:2013を取得するために必要な要求事項には、単に技術的なセキュリティ対策だけでなく、情報を扱うスタッフの意識向上などの人的な要素、さらには顧客サービス、実務、人事、管理プロセスなどのサービス運用面や企業運営面などからの総合的なセキュリティルールを策定し、継続的に運用する体制づくりが欠かせません。
ISO27001/ISMS認証の準備や審査にあたっては、情報の保管状況や情報資産を洗い出して、細かくリスク評価を行います。そして、保護すべき情報資産について機密性・完全性・可用性(CIA)をバランスよく維持し、定期的に評価するしくみを作成します。
- 機密性(Confidentiality):アクセスを認可された者だけが情報に確実にアクセスできること
- 完全性(Integrity):情報資産が完全な状態で保存され、内容が正確であること
- 可用性(Availability):情報資産が必要になったときにのみ、利用できる状態にあること
さらに、「策定、確立、導入、運用、監視、見直し、維持、および改善」というプロセスを経ることにより、情報セキュリティプロセスの持続的な改善と維持に努めてまいります。
では、ISO/IEC27001:2013の認証によって、お客様にどのような貢献ができるようになるのでしょうか。
- 業務におけるセキュリティを強化し厳正なコンプライアンス体制を敷くことにより、お客様の研究成果や原稿の機密を100%守ります。
- あらゆるときにも、遅れやミスのない納品をお約束します。
- 世界最高レベルのITシステムの構築により、最高の品質と高次元のセキュリティを保証します。
- 信頼と機密性保持への取り組みにより、お客様により良いサービスを末永く提供してまいります。
- 世界に広く認知されるセキュリティプロセスやプロトコルの整備により、セキュリティ上の欠陥をゼロにします。
今後も弊社では、最高のセキュリティレベルの維持や機密情報の保護、お客様の信頼の獲得にこれまで以上に力を入れてまいります。
ISO/IEC 27001:2013認証の重要性
ISO9001:2015は、品質保証システムと顧客満足の向上を目指すための国際規格です。規格で定められている8つの要求事項、たとえば「顧客重視」「継続的な改善」などが社内の管理システムに備わっていることが必須です。英文校正エナゴでは、以下の要素が評価され、ISO9001:2015を取得しました。
- 翻訳・英文校正の品質を高く維持する品質管理システム
- 在规则政策方面,通过ISO委员会的消费权益法案(ISO/COPOLCO)。
- 機密性の高い情報保護システム
- 行き届いた苦情対応システム
英文校正エナゴでは、お客様からいただく利用後アンケートを、CRM専門スタッフが一点一点分析し、関係各所に通達をしてサービスの細部の改善に活かすという努力を続けています。また、翻訳・英文チェックの品質に対する高評価に甘んじることなく、常に翻訳者や校正者のスキル向上を達成する教育訓練システムを構築しています。こうした不断の企業努力が認められ、ISOの取得につながりました。
ISOとは
ISOとは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)のことで、スイスのジュネーブに本部を持ち、約150カ国の企業が登録しています。ISOは会社の経営システム、サービスの提供や業務プロセス等を審査し、品質マネジメントシステムが国際基準に達していると判断した場合のみ、国際規格ISO認証を発行します。1947年のISO発足時には製造業だけが認定の対象でしたが、近年はサービス業にも認定範囲が広げられています。
ISOの認証は一度授与されれば一生保持できるかというと、決してそうではありません。定期的に監査チームが英文校正エナゴを訪れ、社内システムを何日にもわたってくまなく精査し、関係者にインタビューをしたり、必要文書を閲覧したりして、ISOの掲げる要求条件をすべて満たしているかどうかを判定します。したがって、要求事項に従って、社内体制をモニタリング・維持・改善していかなければ、ISOを保持することはできないのです。